MSC-NET 6月度研究会基調講演概要と受講者ご感想をまとめました

2023/6/27

基調研究【私の危機感】日本創造経営G議長 森田雅美(2023年06月07日)

1.要旨

危機感:
三代75年持続可能な経営を実現するためには、人材の充足(採用 → 育成 → 定着 → 貢献)が不可欠である。
5年先、10年先の事業を支えてくれる若い世代は、Z世代と一括りにされているが、その一括りのなかで、一人ひとりの価値観は多様化している。
多様化の背景には、一人ひとりの生育環境に加え、時代背景・社会背景として情報化・産業構造の変化がある。
採用にあたっては【企業は解像度の高い近未来の提示必要に】(日経新聞2023年6月5日経済教室)が求められ、新卒採用では特に顕著である。
近未来像は、事業像にとどまらず・ではなく、【どのようなことができる人材になっているか】という本人像のウェイトが高い。
これは企業が用意した育成プログラムに【乗っかって】成長する本人像である。

使命:
人材を充足し、事業を永続してゆくためには、こうした事柄一切を、理解し、受け入れ、順応してゆく。
環境への順応にはコストを要することもあるが、その負担も必要である。

メッセージ
使命を果たすためには、経営者には先見性が必要で、そのために探索を続ける。

2.受講者の声
三木氏
職務はもとより、自己啓発のプログラムまでも準備しなければ、【選ばれる企業】にならない。
Z世代との距離感がつかめない、それでも、一緒に仕事に取り組んでゆく覚悟と行動が必要である。

小松原氏
価値観が違う、そこからアウトプットされる行動も違う。組織より個人・自分に重きを置きがち。
それを長所・個性と捉えて、その人らしさを活かした仕事の仕方を上司・先輩が考え、本人に支援・指導することで活躍していただく。

中村氏
直接的な人件費は上昇傾向にあり、さらに人材にまつわるコスト負担が不可欠である。
経営者は事業永続に向けて、こうした人にまつわるコスト増を見越し、さらに先行投資と捉えて、生産向上目標を設定する必要がある。

会員投稿【MSC-NET】 小松原浩様(税理士法人TMS)から12月度研究会へのご投稿

2021/12/6

■基調研究(森田先生)
★関与先の経営上課題、そうした関与先への事務所の関わり方、さらには事務所運営上の課題といった日々追われているテーマについて、参加者同士の意見交換、それに対する森田先生の助言・指導により、交通整理をすることができました。
中堅・ベテランの業務と、若手の業務をきちんと仕分して、配分しなければと思うところではありますが、経営側の視点にとどまらず、働き手である若手の意識や仕事観変化を踏まえるなど、まだまだできていないことだらけだと痛感しました。
■動画作成『リーダー育成12ヶ月』
★今回は『チームを組織化する』を担当しました。本テーマに限らず社内では担当者が提供してい業務改善事例の共有化が不十分で、適切な事例を選ぶことに時間がかかりました。
改善のノウハウや創造経営マネジメントに基づく人材育成を社内で共有する仕組みづくりの必要性を痛感しました。
■感想
★久々の参加でしたが、そのブランクを感じることなく、大変有意義な時間を共有できたと思います。これが研究会の良さだと実感しました。社内で日ごろ寄せられる困りごとについて、分掌して解決できること、組織で解決することを峻別して、全社のステップアップにつなげてゆきます。
そして、MSC-NET研究会に新しいメンバーがやって来ますように。

MSC-NET研究会が開催されました。

2021/12/6

12月6日午後、創造経営コンサルタント部会「MSC-NET研究会令和3年度第5回」がハイブリッド方式で開催されました。
①基調研究【ポストコロナにおける関与先指導と事務所成長】では、日本創造経営グループ森田雅美議長と参加メンバーによるディスカッション
②実践報告【創造経営コンサルティングの実践】では、損益状況が悪化している関与先への指導ポイントの整理
③商品開発【10分動画でわかる現場リーダー育成12のポイント】では、トライアル撮影の実施と本番撮影に向けた準備
と盛りだくさんの内容でした。
中村豊会員・山田重和会員・三木誠一会員・小松原浩会員のご参加をいただきました。

なお、参加ご希望は事務局まで、お問い合わせ下さい。どのタイミングからでも安心してご参加いただけるカリキュラムをご用意しております。

MSC-NET研究会、10月25日午後に開催いたします

2021/10/7

MSC-NET研究会、令和3年度第4回を10月25日午後にリモート開催いたします。
内容は
①日本創造経営グループ議長森田雅美先生による
『基調講演』
②メンバーによる
『ワンテーマ10分でわかる、現場リーダー育成12の取り組み』動画作成
③メンバーによる
『創造経営コンサルティングの実践報告・意見交換』による質的向上

MSC-NET研究会では、創造経営コンサルティングの体系を学び、実践する『基本コース』をご用意してございます。また、当研究会への参加条件は『創造経営教室基礎教室を受講していること』のみです。さらに、『いつからでも入会』できます。MAS業務展開・充実にぜひ、お役立てください。

次世代ネットワーク研究会が開催されました。

2021/10/7

9月23日木曜日午前、次世代ネットワーク研究会が4事務所7名のご参加を得て、リモート開催されました。
テーマは『もっと知りたい!もっと聞きたい!まだまだ語れる!研究大会』ということで、前日に開催された第47回創造経営研究大会を受けて、事務所経営・関与先指導に向けた『活かし方』について、意見交換を行いました。また、事前にお願いしておりました『所員のご理解・ご感想』も多くの事務所より文書でご提出いただき、この場でご紹介させていただきました。所員の皆様にお礼申し上げます。

次回12月開催につきましては、内容・方法を橋爪部会長・西川副部会長(特別委員会委員長)と事務局で調整をいたしております。決定次第お伝えいたしますが、次世代ネットワーク登録事務所の皆さまにおかれましては当初予定の『12月6日月曜日・7日火曜日』の日程のみ、ご予定確保をお願いいたします。

第47回創造経営研究大会が開催されました。

2021/10/7

9月22日水曜日午後、第47回創造経営研究大会が経団連会館とZoomウェビナーによるハイブリッド方式で開催されました。事前にウェビナー参加のお申込者は1,000人を超え、創造経営コンサルタント部会部会員事務所からは150名超のお申し込みをいただきました。
大会の基本テーマ『事業創造~本業を深めて新たな事業を生み出す~』は部会員事務所関与先、そして部会員事務所における喫緊の課題です。ぜひ、これを機会に、学びを深め、取り組んでまいりましょう。

【受賞のご報告】松井孝知会員 第34回 日経ニューオフィス賞

2021/9/1

第34回 日経ニューオフィス賞入賞のご報告

2021年8月31日
MMPCコンサルティンググループ
理事長 松井 孝知

この度、弊社高山オフィス新社屋が、第34回日経ニューオフィス賞【中部ニューオフィス推進賞(中部経済産業局長賞)とニューオフィス推進賞(地域ブロック別入賞企業の全国表彰)】に入賞いたしましたので、報告させていただきます。

日経ニューオフィス賞とは、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会が共催し、「ニューオフィス」づくりの基準に基づき審査・表彰する賞となります。1986年、当時の通商産業省(現経済産業省)ニューオフィス推進委員会より「ニューオフィス化推進についての提言」が発表され、提言に基づき設立されたニューオフィス推進協会が適合組織を審査・表彰します。

私たちが生活する岐阜県高山市は、人口減少に加え、若年人口が流出し、地域を支える企業後継者が減少する危機的な状況にあります。そんな環境下においても経済活動が持続し、働ける(生活ができる)環境創りに主体的である組織をつくっていきたい。そんな思いで今から約5年前に建築プロジェクトを立ち上げました。新社屋は“studio mirai”と命名しました。“studio”には「勤勉に努力する」という語源があります。勤勉に努力をする利害関係者が集い、テクノロジーを積極的に活用し、アイデアを生み出す。そのプロセスにより自分たちが存在することの価値を見出していきます。

日経ニューオフィス賞を受賞されました。

2021/9/1

さる8月4日、MMPCコンサルティンググループ(理事長 松井孝知会員)の高山オフィス【studio mirai office】が『第34回日経ニューオフィス賞』を受賞されました。おめでとうございます。
当部会会員の皆様に、松井孝知会員より【ご報告】をいただきました。ぜひ、事務所の皆様で、御覧ください。