SDNET-300先見情報No47,48『2020年からのニッポン-人口減少ショック』

2014/9/10

 

『2020年からのニッポン-人口減少ショック①』

■人口減少で縮む日本経済

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『2020年からのニッポン-人口減少ショック②』全文はこちら

消費構造の変化をもたらし、市場を縮小させる人口減少。だが、その影響度合いは産業によって異なる。2020年以降の産業の姿はどうなっているのか。

□自動車      2030年には大幅規模縮小 国内販売台数400万台(現在、約538万台)に

日本最大の産業である自動車産業。関連産業まで含めると莫大な数の労働・人口を抱えるが、人口減少のあおりを受け、・・・

 

SDNET-300先見情報No46『地域活性化の切り札-「地域資源」の活用』

2014/7/11

『地域活性化の切り札-「地域資源」の活用』

  • 地域活性化の切り札-「地域資源」の活用-

我が国の経済・社会構造が変化する中、地域経済は特に厳しい。地域が抱える課題は、人口減少・少子高齢化、商店街・繁華街の衰退である。これらの課題を解決し、地域活性化の切り札となり得るのは「地域資源」である。具体的には、「農水産品」や「観光資源」である。

地方経済は極めて厳しい状況にある。そのような厳しい環境の中ではあるが、「地域活性化の切り札」として、元々その地域にある「地域資源」の活用を提言したい。・・・

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SDNET-300先見情報No45「尊い犠牲が新しい日本を生んだ」

2014/6/20

「尊い犠牲が新しい日本を生んだ」

年に一度の大雪災害で人々が翻弄される中、孤立した中央自動車道談合坂サ一ビスエリア(SA)で起きたささやかな出来事は、久々に我々の心に染みた。

機転を利かせて積み荷のパンを無料で配布したドライバーがいた。SA内の飲食店では飲食物の無料提供をした店員がいた。大手コーヒーチェーンのスタッフは暇を持て余した人々に、テイスティング講座を開いてみせた。

彼らの行動の根底には、東日本大震災後の「助け合いの記憶」があった、と考えるのは飛躍が過ぎるだろうか。「3・11」の後、我々日本人のどこかが、確かに変わったと信じたい。・・・

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SDNET-300先見情報No44 「持ち直しに転じた設備投資」

2014/5/23

「持ち直しに転じた設備投資」

■企業業績が改善し、設備投資も増えている

全産業 製造業 非製造業
売上高 333兆429億円(3.8%) 100兆9713億円(4.7%) 232兆716億円(3.4%)
経 常利 益 16兆1908億円(26.6%) 6兆5775億円(49.9%) 9兆6133億円(14.4%)
設 備投 資 9兆4393億円(4.0%) 3兆771億円(0.7%) 6兆3622億円(5.7%)
昨年10~12月期の法人企業統計。金融業、保険業を除く。かっこ内は前年同期比の増減率

昨年10~12月期の企業による国内の設備投資額は、前年同期より4.0%増えて9兆4393億円だった。増加は3期連続で、伸び幅も前期(昨年7~9月)の同1.5%から大きく拡大した。非製造業に比べ、回復が遅れていた製造業も5期ぶりにプラスに転じた。・・・

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SDNET-300先見情報No43 「いざ離陸、エコ素材」

2014/4/11

「いざ離陸、エコ素材」

炭素繊維、超電導材料、藻類バイオマス…。省工ネや省資源につながるエコ素材が様々な分野で進化を遂げている。かつての「未来の技術」が実用化の段階を迎え、激しい開発競争を繰り広げている。「環境性能」だけでなく、価格や機能で競争力を持つものも出てきた。

■燃料を賢く使う【炭素繊維】

炭素繊維は、日本のお家芸でもある。繊維産業が強く、長期的な視点で研究開発投資を続けた日本の繊維メーカーが欧米勢を抑えて世界シェアの7割を握る。・・・

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